ネパールの生きた女神クマリ


日本・ネパール外交関係樹立70周年記念公式ロゴ認可事業
写真展「クマリとネワールの祭り 現代に生きる女神たち」
2026年は日本とネパールが外交関係を樹立して70周年の記念すべき年にあたります。それを記念して写真展を開催いたします。
私は生き神さまクマリに会いたいという強い思いから2024年にネパールに初めて行き、現在までに三度の渡航で15人の生きた女神たちにお会いし、クマリが関わる祭りやクマリの交代儀式を観て写真におさめてきました。
帰国後、ネパールフェスティバル関西や、大使館主催のイベント、関西・大阪万博ネパール館、その他ネパールに関する企画などで写真の展示をさせていただきました。
今回はそれら写真を大阪府八尾市にある恩智ギャラリーと恩智神社にて展示させていただきます。
ギャラリー一階では主にネワールの文化や祭りを取り扱った写真を展示し、2階は「クマリの間」として、私がお会いした15人の生き神様たちの写真やクマリの衣装展示、プジャ(儀式)などを行い、クマリを感じていただける場所とします。
日本におけるクマリ研究の第一人者である植島啓司先生にお越しいただきお話をお伺いするほか、ネパールの著名な造形家であるRavi Shakya氏製作のクマリ衣装を展示、ネパール国王から勲章をもらった唯一の日本人歌手スンダリミカ氏による歌と映像のライブ、シンギングボールの第一人者Santa Shakya氏に師事し、世界で活躍をする大北敏弘氏によるシンギングボールサウンドバス(ヒーリング演奏会)の実施など、多くの企画を実施させていただきます。
また1500年以上の歴史を持つ恩智神社でもクマリの写真を展示、それに合わせて期間中限定でクマリの御朱印を授与していただきます。
ある人に私のクマリに対する活動は推し活と同じだと言われて納得をしました。私の女神の推し活、クマリへの熱い思いのこもった記念写真展をお見逃しなく!!期間中、徳井による展示会ガイドツアーや、クマリ本やピンズの販売なども行います。
人からはこの熱量は女神の推し活だと言われます。クマリへの熱い思いのこもった女神の推し活写真展!
ぜひお見逃しなく、みなさんにご紹介よろしくお願いいたします。
【日時】2026年8月29日(土)~9月5日(土)12:00~18:00(初日は16:30まで、最終日は16:00まで)
※9月1日は15:00より徳井は不在になります。
【場所】茶吉庵ギャラリー(大阪府八尾市恩智中町3丁目1番地)
築280年の旧河内木綿問屋、国の登録有形文化財である萩原家住宅の米蔵を改装したギャラリー。
※近鉄大阪線恩智(おんぢ)駅下車徒歩約10分
https://chakichian.co.jp/event/gallery-3/
恩智神社(大阪府八尾市恩智中町5丁目10番地)
創建は470年、1500年を超える神社。
※茶吉庵から徒歩約10分
http://onji.or.jp/
【主催】徳井聡司(経歴はこちらから)
【後援】海外在住ネパール人協会日本関西支部
【協力】恩智神社、ダルバート食堂、大北敏弘、スンダリミカ
特別企画「処女神」著者、植島啓司先生に聞くクマリ
クマリについて扱った「処女神」の著者でもあり、日本におけるクマリ研究の第一人者でもあられる宗教人類学者の植島啓司先生をお迎えしてクマリについて映像を交えてお話をお伺いします。植島先生がクマリについて語られる大変に貴重な機会となっております。お見逃しなく!
講演会の後には植島先生を囲んでの懇親会も行います。
〇8月29日17:00~18:30。
〇要予約。先着30名様。参加費2,000円。
申し込みは8月1日0:00より当ページにて受付させていただきます。
〇会場では残りわずかとなっている「処女神」(サイン入り/29日17:00以降)の販売も行います。
懇親会(植島先生を囲んで交流をしましょう)
〇要予約。参加費2,500円。18:45~20:30
〇簡単なネパール料理のデリバリーと飲み物をご用意します。
→予約ページへ(8/1より)

オープニングプジャ(儀式)
写真展の無事開催とクマリへの祈りを込めてギャラリー二階「クマリの間」にてオープニングのプジャ(ネパール儀式)を儀式を行う資格をもったMilanraj Subedi氏に行っていただきます。
〇12:00~12:30予定。観覧自由。

クマリの衣装展示(ラヴィ・サキャ氏制作)
多くのクマリに自身が製作した衣装を奉納し、パタンのバイラブ像を制作するなどネワール文化に貢献をし、海外からも注目を集める有名な神像作家のラヴィ・サキャ氏が今展示のために製作したクマリの衣装を展示、クマリの衣装について解説展示します。


スンダリミカ ライブ
ネパール国王より受勲歴もある歌手スンダリミカによるミニライブ。迫力のネパール映像と民族楽器がシンクロする唯一無二のパフォーマンスをお見逃しなく!
〇8月30日 14:00~/16:00~(各40分)
〇各回先着20名程度。予約不要。
時間に合わせてお越しください。
閲覧希望者が多かった場合、ご覧いただけない場合がございます。
〇演奏中は二階のみ展示閲覧可能。

大北敏弘シンギングボールサウンドバス
シンギングボウルの世界的第一人者であるサンタ・ラトナ・シャキア氏に師事し、世界を舞台に活躍をしている大北敏弘氏によるシンギングボール体験会と、サウンドバス(ヒーリング演奏会)。究極の癒しを味わってください。
〇9月4日
〇体験17:30~18:00。参加費無料。
〇サウンドバス 18:00~19:00。
要予約。先着10名様。
参加費はお気持ちにて。全額ネパールの子どもたちの教育支援に寄付されます。
申し込みは8月1日0:00より当ページにて受付させていただきます。
→予約ページへ(8/1より)

恩智神社クマリ写真展とクマリ限定御朱印の授与
創建470年、1500年以上の歴史をもつ恩智神社にてギャラリーには展示していないクマリの写真を展示。恩智神社の神様のお使い、龍と兎、そしてネパールの生き神さまクマリがはいった今回限りの特別御朱印が授与されます。
〇写真展期間中9:00~16:30
〇御朱印初穂料 500円

クマリ本・ピンバッジの販売
徳井聡司がネパールでの経験をのこした本(3,500円)と、今回の展示に合わせて製作をしたクマリ写真集(2,000円)、クマリの象徴である額の第三の目をかたどったピンバッジ(900円)の販売をいたします。活動の応援にぜひご購入をよろしくお願いします。
〇3,500円の本は残りわずかです。なくなり次第今展示会にて販売終了。

徳井聡司展示ツアーガイド
主催の徳井聡司が展示をめぐりながら写真についてエピソードなどをご紹介します。質問などがあれば応えもさせていただきます。
〇期間中13時、15時、17時に実施。参加費無料。
〇9月1日は13時のみ。15時からは徳井が不在になります。
〇最終日は12時半と14時半に実施します。
ネパールには生きた女神クマリとよばれる少女がいることをご存知でしょうか?ネパールの大多数を占めるヒンドゥ教徒にとってはドゥルガー、タレジュ、カーリーといった女神を、仏教徒にとってはターラー、ヴァスンダラ、ヴァジュラ・デヴィといった女神を身体に宿す存在としてネワールの人々の深い信仰を集める存在です。
首都カトマンズの王宮広場、ダルバート広場にあるクマリの館でくらすロイヤル・クマリが最も有名で、かつてネパールに王政がしかれていた際には、インドラジャトラという大祭の最終日に国王がクマリの元を訪れて跪き、国の守り神であるタレジュを宿す存在であるクマリから普段使わない左手でのティカをうけることで国を治める権利があることを国民に示しました。
現在もロイヤルクマリは館の中で暮らし、年に13回のみ正装姿で館の外に姿を現します。サキャ族とよばれる釈迦の末裔とされる金銀細工を扱うことを生業とする一族から選ばれ、バティスラクチェンと呼ばれる32の身体的特徴に合致したり、星回りがよかったり、いくつかの条件に当てはまる少女のみがクマリとして選ばれます。クマリは血の穢れを忌避するため初潮を迎える時に退任し、新しいクマリが選ばれます。
クマリはロイヤルクマリのほかに地方独自のローカルクマリと呼ばれるクマリも存在します。マッラ王朝時代後期にはバクタプル、カトマンズ(カンティプル)、パタン(ラリトプル)の三都が王都として栄えた時代があり、それぞれにロイヤルクマリを持ち、現在バクタプル、パタンのクマリはローカルクマリと呼ばれますが、元ロイヤルクマリでありローカルクマリの中でも少し特別な存在です。
ブンガマティと呼ばれる地にいるクマリは、マチェンドラナート(カルヤマヤ)と呼ばれる雨の神を迎え入れる際に大きな役割を持っており、歴史においても重要な立場にあるのではないかと推測されます。
ヌワコットというカトマンズから少し離れた高い丘の上にそびえる町にもクマリがおり、その地はマッラ王朝を征服したシャハ王がカトマンズ征服の拠点とした地であり、シャハ王が気付いた王宮広場、ダルバート広場や王宮が現在も残されております。この地にはダミ、ダミニと呼ばれる夫婦の生き神さまもおり、クマリはダミ、ダミニと深い関係を持つ存在であり独自性を持っています。
他にもカトマンズ盆地には幾人かのローカルクマリが居ることは分かっているのですが、最近のものでは2022年頃に断絶されたクマリがいたり、逆に復活をしたクマリがいたり、一日だけのクマリがいたり、ダサインと呼ばれる女神ドゥルガーを祝う祝祭の折には家族の少女がクマリとして祈りがささげられたりと、クマリについては、どこにいつどのようなクマリが居て、どういう存在であるのかを知ることが大変難しいです。
私はそのことに興味を持ち、自分で調べてくるしかないと思い2024年の9月にネパールに初めて訪れ、10人のクマリにお会いしてくることができました。その後も2025年4月、2025年9月とネパールを訪れ、クマリについて調べ、新しいクマリの存在を確認したり、クマリの交代儀式を拝見させていただいたり、クマリがでる祭りを共に楽しんだりしてきました。
2024年大阪市谷町のダルバート食堂で「クマリ10人の写真展」を開催したほか、第一回ネパールフェスティバル、ネパール大使館・観光局主催ネパール:独自の自然と多様な文化を持つ国、奏楽山西光寺第12 回報恩講でクマリの写真展をさせていただき、2025年には関西・大阪万博ネパールパビリオンで最終日までクマリの写真を常設展示させていただきました。
今後もネパールを訪れクマリについて調査をしつつ、ネパール文化を体感しまずは日本で伝えていくことができればと思っております。







とくいさとし
20年近く海外に行ったことがなかったのですが、思い立ってネパールへ。中学英語を駆使して、生きた女神さまクマリのみなさんにお会いし、ネパールの祭りを体験し、ネパールのみなさまにご縁をいただいています。
現在までにクマリについて個人的に本を書かせていただき、写真展やお話会などを開催しています。クマリについてお話を聞いてみたい人がいましたら、展示の際などにぜひお越しいただくかご連絡をください。


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